車載充電器 ケース
製品名 | 電装部品 | 業界 | 自動車 |
---|---|---|---|
寸法 | 350×250×110 | 材質 | ADC12 |
精度 | CT7 | 面粗度 | - |
納期 | 3.5週間 | ロット数 | 200台 |
課題内容 | 薄肉鋳造・軽量化 |

特徴
自動車部品の試作部品として、車載充電器のケースを砂型鋳造にて製造しました。当製品は、製品形状の全体にわたり肉厚が2.3mmで、薄肉製品となります。このような薄肉部品は溶湯のアルミをしっかり回して形状に欠陥が出ないようすることと、各工程で発生する形状の歪みを適切に管理して寸法不良や割れが発生しないようにすることで、品質を確保する必要があります。
試作品ということで短納期を求められており、手戻りのないように製品を作りこんでいく必要があり、開発段階からお客様と協力して、開発中の製品データを頂戴し鋳造解析を進めさせていただきました。その結果、鋳造方案の確度が上がり、試鋳回数を抑えて納期遅れを防ぐことができました。また、歪みの管理については発生工程の特定とその対策、治具を用いた管理によってお客様に満足いただくことができました。
アルミ鋳物 課題解決センター は、当事例のように2mm台の薄肉部品の砂型鋳造に対応させて頂きます。大型部品の試作品の品質、納期でお悩みをお持ちの皆様、お気軽にご相談ください。
課題解決・製品事例 一覧
業界から探す材質から探す製品分類から探す導入効果から探す