特徴

自動車の駆動系部品であるアダプターを砂型鋳造にて製作しました。 本部品は素材製作から機械加工まで一貫してのご依頼で、アルミ形状に鋳鉄(FCD450)のスリーブを鋳包んで製作することが求められておりました。

特にスリーブとアルミとの密着性が求められており、素材加工後のリークチェックにおいて、ハウジングの内側から外側への洩れ、およびすべての油路孔について圧漏れをするよう細かなリークチェックの指示がありました。 スリーブとアルミにわずかでもスキマが生じるとリークチェックにてNG判定となってしまうなか、今までブロックシリンダーなど高難易度の鋳包み案件を製作した実績で、お客様の求める空気圧150KPaでのリークチェックに無事合格し良品を納めさせて頂くことができました。

アルミ鋳物課題解決センターは当事例のように、砂型を用いた異材結合に強みを持ちます。ダイキャスト同等の結合強度、空隙率を実現することが可能となります。異材結合でお悩みをお持ちの皆様、お問合せください。