オイルポンプ
製品名 | オイルポンプ | 業界 | 自動車 |
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寸法 | L200×W180×H200 | 材質 | AC4B-T7 |
精度 | 黒皮交差 ±0.3 | 面粗度 | Rz100 |
納期 | 3週間 | ロット数 | 160セット(×6部品)/月 |
課題内容 | ダイカスト同等の寸法公差・鋳肌の実現 |
特徴
自動車に搭載されるドライサンプ方式のオイルポンプを、小ロット量産として砂型鋳造にて製作しました。ドライサンプ方式とは、エンジン下部に搭載し、オイルパンにたまっているエンジンオイルを、強制的にエンジン内部に潤滑させるための部品です。そのため、鋳巣を始めとした鋳造欠陥が発生すると、オイル漏れを起こしてしまうなど、自動車の不具合に直結してしまいます。
当オイルポンプは、複雑形状でありダイキャストでの製造が予定されていました。しかし、小ロット品であり、金型費用が割高になるため、砂型鋳造で製作できないか、とご相談頂きました。
当社は、砂型鋳造での薄肉や鋳巣への対応を得意としています。当オイルポンプを砂型で製作したところ、従来のダイキャスト品と比較しても遜色なく、ダイキャスト同等の鋳肌、寸法公差も実現しました。これにより、金型費用の削減を実現することができ、トータルコスト低減につながりました。
当事例のお客様は、砂型鋳造で量産品のオイルポンプを製作できたことに非常に喜んで頂き、それ以来、複雑形状部品の砂型鋳造をご依頼頂くようになりました。
アルミ鋳物 課題解決センターは、複雑形状部品の砂型鋳造を得意としています。徹底した鋳造解析や、木型設計・製作技術を用いて、寸法のバラツキが少なく、表面粗度も高い製品を提供させて頂きます。現在、ダイキャストにて小ロット生産をご検討中の皆様、ダイキャスト品の製造コストでお悩みの皆様、お気軽に当社にお問合せください。