シリンダーヘッド

製品名シリンダーヘッド 業界自動車
寸法L500×W400×H200 材質AC4E-T6
精度CT8 面粗度Rz100
納期8週間 ロット数10台
課題内容木型製作~砂型鋳造までのリードタイム短縮
シリンダーヘッド| アルミ鋳物 課題解決センター

特徴

エンジンの主要部であるヘッドシリンダーを、砂型鋳造にて製作した事例です。当事例では、3Dプリンターを用いた砂積層と木型を用いて製作した砂型を組み合わせて、製作しています。
砂積層を用いることで、木型と比較して抜け勾配・薄肉形状・複雑形状への対応がしやすくなります。当事例においては、薄い形状のアンダーカットの駄肉流れを無視できるため、ヘッドシリンダー内にあるウォータージャケットを木型を作らずに短納期で製作することが可能で、木型製作から素材製作までで1.5ケ月での製作実績があります。また、ウォータージャケットに勾配を付与する必要がないため、冷却水の流量を確保することができます。
3Dプリンターを用いた砂積層はコストの増加、生産効率の低下が課題となりますが、木型を用いて生成した砂型と合わせて使用することで、上記課題を解決しています。

アルミ鋳物 課題解決センターは、当事例のように、3Dプリンターと木型を用いて砂型及び積層を成型することで、最適コスト・最短納期にて複雑形状のアルミ鋳造品を製造させて頂きます。複雑形状のアルミ鋳造品に納期・コストの面でお悩みをお持ちの皆様、お気軽にお問合せください。