特徴

自動車のエンジン上部に搭載されるヘッドカバーを、砂型鋳造にて製作した事例です。要求寸法誤差が±0.2mmでしたが、二次加工の切削加工レスにて、鋳造のみで納品した事例となります。
当ヘッドカバーをご依頼頂いたお客様は、試作品のコストダウンと製造リードタイムの短縮要望をお持ちでした。従来は、鋳造後に加工を行い要求精度をクリアしていましたが、加工レスにすることでのコストダウン、製造リードタイム短縮を提案させて頂き、品質要求もクリアできたため納品させて頂きました。
一般的に、砂型鋳造後の寸法誤差は±1mm程度といわれています。しかし当社は、木型設計技術・精度、8号砂（粒度の細かい砂）の使用、内製の検査冶具を用いた熟練作業者による歪み矯正、により±0.2mmの精度を実現しています。

アルミ鋳物 課題解決センターは当事例にように、精密砂型鋳造により加工レスを実現することで、工数削減によるコストダウン・短納期化を可能とした実績を多数保有しています。アルミ鋳造品において、コスト、納期にお悩みをお持ちの方、そして品質向上を目指したい方、是非お気軽にご相談ください。