オイルセパレーター

製品名オイルセパレーター 業界自動車
寸法L230×W200×H80 材質AC2A-F
精度肉厚1.5mm 面粗度Rz100
納期5週間 ロット数25台
課題内容薄肉1.5mmの砂型鋳造による成型
オイルセパレータ|アルミ精密鋳造 試作センター.com

特徴

自動車に搭載されるオイルセパレータを、砂型鋳造にて製作しました。オイルセパレータは、潤滑油内に混入した気体を分離するための部品です。
従来は厚肉部を鍛造品、薄肉部をプレス品で製作し、溶接をして、一帯の部品にしていました。
先方からは一体型で製作し、コストダウン及び製造リードタイム短縮を要望されていました。
一般肉厚は1.5mmと薄肉であり、砂型鋳造では難しいためダイキャストでの生産をお考えでしたが、小ロットであり、金型製作費用が割高になってしまうことを懸念されており、砂型鋳造での薄肉成型を得意としている当社にご相談頂きました。
木型設計・素材製作技術と徹底した鋳造解析により薄肉を成型しましたが、薄肉の場合、歪みが発生しやすくなります。そこで、内製している検査冶具を用いて、熟練した作業者により歪み矯正を行うことで歪みを取り除き、バラツキを抑えた、高精度な1.5mmの薄肉成型を実現しました。
砂型鋳造で当オイルセパレータを製造することに不安を持たれていたお客様も、現物を確認頂き品質に驚かれ、その後も継続的に薄肉製品の鋳造依頼を頂戴しております。

アルミ鋳物 課題解決センターは、砂型鋳造での薄肉成型を得意としております。これまで、砂型鋳造では困難だと判断され、ダイキャスト・ロストワックスを用いて製造されていた製品を、工法変換し大幅なコストダウン及び製造リードタイムの短縮に繋げた実績を多数持ちます。薄肉鋳造品のコスト、納期にお悩みをお持ちの皆様、お気軽に当社にお問合せください。

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