ハウジングコンバーター
製品名 | ハウジングコンバーター | 業界 | 自動車 |
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寸法 | L500×W500×H200 | 材質 | AC4C-T6 |
精度 | 輪郭度1.2 | 面粗度 | Rz100 |
納期 | 5週間 | ロット数 | 12台 |
課題内容 | 湯回り不良の回避、鋳巣の低減 |
特徴
自動車に搭載するハウジングコンバーターを、砂型鋳造で製作しました。HV・EV車においては、駆動系部品の軽量化が求められています。アルミを使用することはもちろん、薄肉で製作することによる軽量化が必要となる一方、高負荷に耐えるためボス回りは厚肉で製造する必要があります。当事例のハウジングコンバーターは、一般肉厚2.0mmに対しボス回り形状が10mm以上で構成されています。
この様な高耐久性が求められ、かつ軽量化が求められる製品において、砂型鋳造で製作すると湯回り不良や、精度のバラツキ、鋳巣の発生など、鋳造欠陥が発生しやくなるため、金型鋳造やダイキャスト鋳造にて製作されるのが一般的です。
しかし当社は、鋳造解析を駆使した方案立案と、培ってきた金型設計技術により、湯回り不良や鋳巣の少ない高品質な砂型鋳造を行うことができます。当ハウジングコンバータでは、ダイキャスト鋳造と同等品質にも関わらず、大幅なコストダウン及び製造リードタイムの短縮を実現しました。
アルミ鋳物 課題解決センターは、当事例のような薄肉部分・厚肉部分で構成される複雑形状な部品においても、砂型鋳造で製造することが可能です。砂型鋳造で製作することにより、大幅なコストダウンと製造リードタイムの短縮が可能となります。試作、小ロット品のアルミ鋳造品において、お悩みをお持ちの皆様、お気軽にご相談ください。