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アルミと鉄の接合!異材結合鋳造技術
異なる素材を高強度に結合する鋳造技術
素材の軽量化等を目的に、多くの鋳物にはアルミ材料が使用されています。一方で、耐熱性や耐久性を重視する部分にはアルミ材料ではなく、鉄など他の金属材料が採用されるケースもあり、製品仕様によって材料選定が行われます。
鉄とアルミ、SUSとアルミなどを一体物として製作する場合、砂型鋳造は最適な工法の一つとなります。当社では、エンジンブロックやシリンダーブロックなどの軸受け部分に耐久性・耐摩耗性に優れる鉄を採用して、一体物として鋳造した事例を数多く持ちます。
異材においても、鋳造解析や最適な方案設計により歪みや鋳巣をはじめとした鋳造欠陥を回避します。また、鉄とアルミの異材結合時の接合強度はダイカスト同等です。これらの高品質な鋳物を製造できる当社の異材結合技術は、大手自動車部品メーカー様を始めとして多様な業界のお客様に選ばれ続けています。
部品に求められる特性を活かすための鋳造技術:異材結合
シリンダーブロックの
アルミと鉄の異種結合鋳造
アルミと鉄を隙間なく
鋳造によって結合している
フランジの
アルミとFCDの異種結合
断面で確認すると
軸受け部分に隙間なく結合