①AC7Aの脱ガス方法は通常の回転脱ガス法でよいかと思います。ただし、Mgが多いためにガス吸収が多くなると思いますので、処理時間を長くした方が良いと思われます。
その際、溶湯の酸化が多くなります。酸化防止にはBeが有効と文献に書いてあります。添加量については地金メーカーへお問い合わせいただれればわかるかと思います。

 

②引け巣、引け割れについては、この合金はSiを含有しませんので、デンドライト凝固はしません。このため、粗大な引け巣や引け割れが生じやすい合金です。引け巣、引け割れの防止にはTiーBなどの結晶粒微細化剤を添加すると効果があると思います。

 

また一般的なNa含有フラックスを使用すると、Naの混入により鋳物の材料特性(特に伸び)が低下します。非Na系のフラックを使用した方が良いと思います。フラックスメーカーへお問い合わせいただければわかるかと思います。

 

他の材質と同一の炉で溶解すると、NaやSi、Cuが混入します。地金は新塊を使うにしても、溶解も専用にした方が良いと思います。