-ダイカスト鋳造メーカー 従業員数:100名-


ご指摘の通りと思います。
過去にダイカストの工程および、部位ごとにガスを測定した結果からみると
ダイカスト製品中のガスは窒素が25cc程度、水素が5cc程度です。
溶湯中の水素は0.4cc程度でですので、水素は離型剤等の分解ガスと考えられます。
ダイカストの場合は圧力が高いので、溶湯中の水素ガスはあったとしても気泡としては生成できません。
ダイカスト溶湯の脱ガス処理は必要はないと思います。
ただし、ランスなどを用いて窒素ガス吹込みと一緒に脱滓フラックスを吹き込んでいることがあります。
このような処理は必要と思います。