CT(鋳物の寸法公差等級)での指示でも問題ありません。偏肉や肉厚のばらつきは、鋳造公差の範囲で管理するのが一般的です。必要があれば、重要部位だけ肉厚公差を個別に追記します。
 
一方、位置度や円筒度などの幾何公差は、測定基準や測定方法の取り決めが必要で、実務では加工面に対して指示することが多いです。鋳肌で幾何公差まで求める場合は、どこを基準に、どの方法で、どの状態(鋳肌のまま・仕上げ後)で保証するかを、事前に鋳物メーカーと合意しておいた方がよいと思います。