保持している時間が長いほど良い、という意味ではありません。溶解温度・保持温度(注湯温度、湯温)が高いほど湯流れが良い、ということです。
過熱温度が大きいほど、凝固するまでに時間がかかります。凝固が遅くなることで湯口側の圧力がより長い時間伝達でき、その結果、溶湯が長い距離まで押し流されます。つまり「湯温が高い→凝固開始が遅い→圧力が効く時間が長い→流動長が伸びる」という関係です。
なお、湯温を高くすると湯回りは良くなりますが、砂型ではバインダーの燃焼ガスが発生しやすくなり、ガス欠陥が出やすくなる点には注意が必要です。
参考資料として、流動時間と流動距離の関係性を示したグラフをご確認ください。















