地金の状態でTiが入っていれば、Ti-Bを追加で添加する必要はありません。Ti-BであればTi量が少なくても微細化効果が得られるというものです。
Ti-Bを溶解時に添加するのであれば地金にTiが入っていない状態で添加する方が良いと思います。
Tiのみで微細化しようとするとTi量で0.1%以上が必要と思います。

 

できれば0.15%狙いで添加してもらうのが良いと思います。JIS規格ではTiは0.2%以下となっていますので、この点注意が必要です。
マクロ結晶粒を細かくすることで、マクロ的な引け巣は小さくなると思います。