アルミ合金も鋼も、引張強さ・硬さと疲れ強さには相関があります。引張強さ・硬さが高いほど疲れ強さも高くなります。ただし、この関係は内部欠陥がなく、組織も均一な展伸材での結果です。

 

鋳物やダイカストは鋳造欠陥が存在し、製造法や部位により組織粗さが異なります。疲れ強さは、熱処理条件よりも鋳造欠陥や組織粗さの影響を大きく受けます。そのため、鋳物の疲れ強さを硬さや引張強さから推測することは難しいと思います。