肉厚3mm、外径φ50、長さ約70mmの形状を例にして回答します。薄肉かつ比較的小型の形状では凝固が速いため、大きな引け巣は発生しにくいと考えられます。仮に発生するとしても、肉厚中心部に微細な引け巣が生じる程度でしょう。
肉厚が薄い場合、押湯が十分に効かないケースが多く見られます。そのため、本形状では引け対策以上に、鋳型内に滞留する空気をいかに排出するかが重要なポイントになります。溶湯充填の最終段階で空気が集まりやすい部位に、押湯またはガス抜きを設けるという考え方が有効です。
方案としては、
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中央付近に堰を設け、両端を押湯とする方法
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片側に湯口・堰を設け、反対側に押湯、もしくはガス抜きを設ける方法
などが考えられます。
以上は一般的な考え方の整理であり、最終的には製品形状、鋳造時の姿勢、鋳型条件などを踏まえて個別に検討する必要があります。
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