①「高温」とは何度くらいか
エンジンなど高温で使用されるダイカスト部品は、使用しているうちにアルミ基地に固溶したSiやCuが析出してきて、部品の寸法が大きくなります。実は、ダイカストやT6品のように元素を固溶した状態では、室温でも長時間(数万時間?)経つと析出が進みます。
何度が問題かは一概には言えませんが、百数十度(エンジンオイルやミッションオイルの温度)以上では寸法変化が生じます。寸法変化が問題となるかどうかは、必要なクリアランスによります。
②工程間の待ち時間に限度はあるか
何時間までかは難しいですが、溶体化処理から水焼入れまでの時間と、焼入れから時効までの時間は、「できるだけすみやかに」と言われています。
焼入れから時効までに時間がかかると、粗大な析出物が析出し(これを室温時効と言います)、Al-Si-Mg系では硬さが若干低下します。10分、20分程度であれば問題ないのではないかと推測します。













