T4材, T4処理

T4材は、熱処理で溶体化処理→焼入れを行ったものです。熱処理材の中では硬さが低く、柔らかいのが特徴です。

 

溶体化処理とは約500℃で加熱を行い、Cu(銅)やMg(マグネシウム)等の元素をアルミ中に溶かし込む(固溶させる)処理のことを指します。室温まで冷却した際にも確実に固溶させるため、溶体化処理後焼入れを行います。

 

 

>>技術ハンドブック 「熱処理について学ぶ」の無料DLはこちらから!

熱処理 ハンドブック

 

>>アルミ鋳物の熱処理について動画で解説!