冷し金

冷し金とは、鋳造品の肉厚部において冷却速度が不均一になって巣が発生することを防ぐ金属塊を言い、別名「当て金」とも言われます。鋳物の肉厚が大きい場合、あるいは肉厚変動が大きい場合などに使用され、押湯で凝固収縮が抑えられない場合に配置します。使用する場合の注意点は、錆や水分が付着していないことが重要です。そのため、必要に応じて塗型やメッキを行うこともあります。