引張試験

引張試験は、材料の強度、伸びなどを測定する試験方法です。丸棒または平板の試験片を試験機にセットし、上下方向に荷重を加え、試験片が破断するまでの負荷荷重と変位量を計測します。

 

測定した荷重を試験片の断面積で割り算して応力(MPa)を算出すると、引張強さ・耐力が導けます。引張試験後に試験片の伸び量を測定して伸び(%)を求めます。

 

通常は室温で試験を実施しますが、必要により高温や低温で試験することもあります。