低圧鋳造法

低圧鋳造法とは、0.01~0.1MPa程度の空気圧を加えて溶融金属を金型に流し込み鋳物を作る方法です。空気以外に、不活性化ガスを用いることもあります。また、主に、アルミ二ウム合金の鋳造に用いられます。低圧鋳造法は、①ひけ巣を始めとした鋳巣欠陥が少ない、②薄肉の複雑形状品が成型できる、というメリットがあります。一方で、①湯口の位置や数が制限されることから、設計の自由度が低くなる、②金型温度が高く鋳造サイクルが長くなる、といったデメリットもあります。

 
>>低圧鋳造法のメリット、デメリットについて詳しく解説!