押湯

押湯(おしゆ)とは、鋳物を製作する際に、鋳型に余分に注入する溶解した金属のことを言います。
押湯を行うメリットとしては、主に鋳物が冷却・凝固する際の
① 全体が収縮するのを防ぐ
② 内部に隙間が出来たりするのを防ぐ
という点があります。

特に肉厚の大きいところは、肉厚が薄い所が先に凝固する際に、肉厚の厚い部位のアルミを収縮分引張る性質があるため、、押湯が使用されます。また、押湯が効果的な範囲は限られているため、それに応じた設計をする必要があります。

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